〜日本国内で2 ギガワット以上の系統用蓄電所に投資〜
株式会社IQg(東京都千代田区、代表取締役:水田昌紀、以下:IQg[読み:アイキュージー])は、Second
Foundation a.s.(チェコ共和国プラハ、創業者:Vojtěch Kačena、Jaromír Šatánek、Petr Poštulka、以
下:Second Foundation[読み:セカンドファンデーション])と、再生可能エネルギー事業の成長を目的に資本業務
提携契約を締結いたしました。これによりIQg はSecond Foundation から約450 百万円の出資を受け、7 月2 日に
増資が完了しました。さらに両社の合弁会社として、日本オブノ合同会社(以下、日本オブノ)を設立し、蓄電所や太陽光
発電所をはじめとする再生可能エネルギーの電源開発に取り組みます。
【株式会社IQg ホームページ】
左よりSecond Foundation 創業オーナーVojtěch Kačena(ボチェック)氏、IQg 代表取締役 水田昌紀氏)
再生可能エネルギー業界のトータルソリューションプロバイダーへ
IQg は「無駄なCO2 の低減」を目的とし、再生可能エネルギーの電源開発や電力卸売・小売事業、太陽光発電所のメンテナ ンス事業などを手掛けています。他社に先駆けて、オンサイトPPA やオフサイトPPA、系統用蓄電所の事業を進めてきました。 Second Foundation は、再生可能エネルギーの電源管理とアルゴリズム取引において世界をリードする企業です。 このチェコで設立された企業は、数学オリンピックでの経験を持つ数学者とプログラマーからなるチームであり、 独自のアルゴリズムとプログラミング技術により、わずか5 年でドイツを含む欧州の電力スポット市場でトレー ディングのリーディングカンパニーとなりました。さらに、同社は2.3 ギガワット以上の再生可能エネルギーの 電源をアグリゲーターとして管理しています(※1)。また、ドイツ国内で2 ギガワット以上の系統用蓄電所を開 発する企業を買収し、アセットへの投資を積極的に進めています。 日本では2023 年5 月に100%出資の子会社を設立し、アグリゲーターとして現在500 メガワット以上(太陽光、風力発電 所)の契約実績があります。
※1:電力を束ね、効率的かつ安定的に電力を供給する事業者のこと
IQg とSecond Foundation はこれまでにアグリゲーターとしての案件獲得や非FIT 太陽光案件開発などの取り組みを共同で 実施してきました。そしてこの度、日本における再生可能エネルギー事業のさらなる成長を目指し、資本業務提携契約を締結い たしました。
この提携によってIQg はワンストップで「再生可能エネルギー事業のトータルソリューション」の提案が可能となります。具体的には、 従来手掛けてきた電源開発や発電所のO&M(オペレーション&メンテナンス)、電力小売、物販事業に加えて、アグリゲーショ ン※2 のサービスまでを一気通貫で提供し、お客様の多種多様な潜在的ニーズを掘り起こし幅広い提案を行います。今後この優 位性を活かし、事業を発展させてまいります。
※2:電力を束ね、効率的かつ安定的に電力を供給すること
Second Foundation のような電力市場におけるトレーディングを起点とした再生可能エネルギーのアグリゲーターは少なく、その 知見を活かした系統用蓄電所の事業者様向けのオペレーションサービスも提供して参ります。
今回の資本業務提携と同時に両社は合弁会社である日本オブノ合同会社※3 を設立しました。同社は、蓄電所や太陽光発電 所をはじめとする再生可能エネルギーの電源開発を行うことを目的としています。Second Foundation はこれらの電源の開発 資金として10 百万ユーロ(為替換算170 円で17 億円)以上を投資することを計画しています。この開発資金で2 ギガワッ トの系統用蓄電所の建設を目指しています。
※3:オブノはチェコ語“obonovitelna energie”(再生エネルギー)が由来
2024 年7 月30 日
株式会社IQg 総務部 担当:鈴木 尚子 Mail:info@iqg.jp
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